前回このコーナーで、「耐震性能」について少し触れました。
「耐震性能」は建築基準法で義務付けられていて、 建物を新築する際には一定の耐震性能を「必ず確保」しなくてはならないというお話です。
しかし「耐震性」をどうやって強くするかについては、詳しく知らないという方も多いかもしれません。

皆さんは、耐震性の重要な要素の一つである「耐力壁(たいりょくかべ)」を、ご存知でしょうか?
耐力壁とは「住宅の耐震性にとって欠かせない壁」のことをいいます。

◎耐力壁って何?
「耐力壁(たいりょくかべ)」とは、建物に対して、横に揺れる力を支える壁のことです。地震が起きた時、縦揺れは建物の柱が支えてくれますが、横揺れは、柱の力だけでは支えることができません。 そこで、横揺れに強い建物にするために、通常より頑丈に作られた壁が「耐力壁」です。

◎耐力壁は横揺れに強い
木造住宅で最も一般的に採用されている工法は「軸組工法」です。
「木造軸組工法」の建築物は、接合部分が回転しやすいため、柱と梁だけでは地震や風などの水平荷重に対する抵抗力が強くありません。これを解決するために考えられたのが「耐力壁(たいりょくかべ)」です。 耐力壁の多い建築物は横揺れに強く、耐震性・耐風性に優れています

ピーアイコーポレーションが採用している耐力壁は、優れた構造強度と高い耐久性を実現した材料です。

◎すき間が少なく、外気を遮断できる高い気密性
◎あらゆる方向に力が分散し一部に負担がかかりにくい構造
大量の釘が抵抗するため大きな力がかかっても粘り強い

住まう方の安全・安心のために、
私たちはあらゆる材料にこだわり、ベストな選択を追求しています。